はい、前回の続きです。
WAX原型と銀板曲げたパーツを同時に型取りしました。
真鍮でキャスト。
急にスキップパーツも真鍮で出てきましたね。
コレ、とりあえず自分で使用するためにオリジナルを自分でゴム型を切りました。
趣味で使用するパーツであり販売はしないのでFUJIさんどうかお許しください。
ここからネジを仕込み。
タップドリルでまっすぐにネジ切りしていきます。
寸切りネジを入れました。
上の穴は最後に石留めして隠すのでこの後は寸切りを抜いて糸ノコで短く切ります。
高ナットはいい感じで収まりそう。
メッキをヤスリで剥がしてロウ付けします。
フラックス割と多めでロウ付けすると。
フラックスがついたところは銅が表面に出てしまいます。
この銅成分は特殊な薬品で綺麗に落とせるのですが、表面を溶かす事になってしまいます。
今回はネジを使用しているのでパーツのヤセは避けたい。
そしてあの薬品はステンレス漬け込んで大丈夫なのかもわからない。
ということでたんぽぽバフで表面を強制的に一皮剥きました。
表面処理をしないとすぐに変色が始まるのですが、マットの真鍮はキレイです。
石留めは5mmのキュービックジルコニアをフラッシュセッティングで。
無事に留まりました。
試しにグリップに取り付け、2500Cを固定、取り付けは可能。
でもスキップがキャスト痩せで若干左右に振れてしまいます。
通常スクリューはCリングで本体から外れないのですがコレはもう上下のネジ留めのみ。
ちなみに重量を比較すると。
オリジナルのスキップ+スクリュー(ステンレス)で約15g。
真鍮スキップ+真鍮スクリューは約28g。
フジグリップに合わせるタックルはあまり重量とか気にしちゃダメなんです。(と自分に言い聞かせる)
アブ2500とか2600とか5500とかですから。
しかし倍近いとは、、ちょっと重すぎるか。重すぎるよな。。
スキップは無垢で型をとったからキャストでぎゅっとヤセて左右のフレも気になるし、
なによりも裏抜きしてないからそりゃ軽い理由はないです。
うん、やはりデザインしてスクリュー同様にゼロから彫ってほうがいいってことですね。
とはいえ最初に買った寸切りネジと高ナットの4セット分はやっちゃいます。
左2点はキュービック5mm/ 左から3つ目はブラックキュービック4.5mm/ 右はアメシスト4mmをセット。
マットからロジウムメッキしてマットロジウムや鏡面からのロジウムしての銀色がいいかな。
真鍮地色の金色もなかなかアヤしい感じがあっていいな。
製造中止とか入手不可能パーツも自分で工夫して、考えて作る。
それこそが私がジュエリーを飽きずに、モノづくりにもずっと飽きない、っていう原点だと思います。
そして仕事で得た技術は趣味にしっかり活用できています。
趣味は仕事に活かせるのか、、、はあんまり考えないことにします。
ピラカンサス(黄実)が蕾をつけました!
葉っぱもいきなり、ほんとにいきなりボコボコと木の本体から出てきました。
さすがに葉っぱ多すぎるな。
葉っぱが多すぎると栄養が散るらしいので、せっかく生えたのになのにごめんなさい。。
全体の形を整えながら葉っぱを減らしました。
残った蕾はきっとキレイに咲いてくれるはずです。
※3月末の記録。
コメントをお書きください